【名古屋グランパス】奇跡のJ1残留!J1最終節で何が起こったのか

こんにちは、つな缶(@tunakan758)です。

12月1日に2018年J1リーグの最終節が行われ、応援している名古屋グランパスは15位でフィニッシュ。

なんとかギリギリでJ1残留を果たすことができました。

 

数日が経ちましたけど、まだ土曜日の余韻が残っていて、本当に辛いシーズンだったなと感じています。

シーズンの振り返りはまた別の記事で書くとして、この記事では最終節のときのことを書き残しておこうと思います。

J1第33節までの順位表

順位 勝ち 負け 引き分け 得点数 失点数 得失点差 勝ち点数
12位 横浜F・マリノス 12 16 5 55 54 -1 41
13位 ジュビロ磐田 10 12 11 34 46 -12 41
14位 湘南ベルマーレ 10 13 10 36 41 -5 40
15位 サガン鳥栖 10 13 10 29 34 -5 40
16位 名古屋グランパス 12 17 4 50 57 -7 40
17位 柏レイソル 11 19 3 43 52 -9 36
18位 Vファーレン長崎 8 20 5 35 55 -20 29

【名古屋グランパス】まさかの8月全勝!熱い名古屋の夏を振り返るの記事を書いたときは、前半戦最下位から一気に13位まで押し上げました。

さらに25節のジュビロ磐田戦も快勝し7連勝を飾ったものの、その試合でシャビエルが離脱したのをきっかけに3連敗。

チームの歯車が噛み合わなくなったことで、勝ったり負けたりを繰り返し16位に至ります。

 

すでに長崎と柏が自動降格決定。

16位の場合はJ1参入プレーオフ(入れ替え戦)に回ります。

なんとか自動降格は逃れたものの、プレーオフに回った場合でも負けたらJ2降格が決定してしまいます。

なんとしてでも残留できる15位以内に入る必要がありました。

 

今年の残留争いは、とにかく過去最高レベルで熾烈でした。

J1に残留できる勝ち点、通称・残留ラインというのがあります。

これが40に至ったのは過去2012年のたった一度しかありません。

参考 2012年J1最終節wikipedia

今シーズンは残留ラインがすでに40を超えているので、歴史に残るシーズンになるのは間違いありません。

グランパス残留の条件

グランパスが残留できる条件はざっくり言うとこんな感じ。

  • 勝利→残留決定。
  • 引き分け→他会場次第(鳥栖か磐田のどちらかが負け)で残留決定。
  • 敗戦→鳥栖が3点差以上で負けない限り16位決定。プレーオフへ。

最終節の相手は同じく勝ち点40である湘南ベルマーレとの直接対決でした。

なので勝てば湘南を上回るので残留確定。

負けるとプレーオフ行きという、まさにDEAD or ALIVEな最終戦が待っていました。

最終節の相手はあの日と同じ湘南ベルマーレ

グランパスサポーターなら絶対に忘れられない、初めてJ2降格を味わった2016年のJ1最終節。

あの日の対戦相手も湘南ベルマーレでした。

そして会場も同じ、ホームのパロマ瑞穂スタジアム。

「なんとか残留してくれ!」という想いも届かず1-3の敗戦。

その後3分の2以上の当時の選手たちがチームを去り、今まででもっとも辛いオフシーズンを過ごしました。

 

なんとか1年でJ1に復帰してきたけど、あの日と全く同じ状況が今シーズンの最後にまたやってきたわけです。

意識しないわけがないんですよね。

サッカーの神様があの日を乗り越えなきゃいけないと試練を与えているようでした。

 

前半に2点を奪われ、2年前の悪夢がよぎる

試合の方は最後まで苦しい展開でした。

引き分けの場合、他会場次第で湘南も名古屋も両方残留できる可能性はあったんですが、勝ったほうが確実なので両チームに引き分け狙いという言葉はありません。

そんな中で名古屋は負けないことを前提に戦っていかなきゃいけないんですが、前半19分に右サイドを崩されて失点

さらに前半37分にPKを与えてしまって追加点を許し、0-2。

最悪の形で前半を折り返すこととなりました。

 

最低でも追いつかないことには15位以内に入れる可能性はゼロ。

正直このときの僕は、追いつくと信じることよりも2年前の悪夢のことで頭がいっぱいになっていました。

というのも2年前のときも前半に2点を奪われ、後半に1点返すも追加点を奪われて終わってるんですよね。

デジャヴなんじゃないかと思えるくらい2年前と状況が同じだったのです。

 

後半に0-2から追いつくも・・・

後半、前田直輝を入れて攻撃にテコ入れをします。

惜しいチャンスが何度かあったものの、ゴールは揺らすことができず時間だけが過ぎていきます。

そして後半22分。

ジョーがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。

相手GKに読まれるも、ジョーが決めて1点返します。1-2。

ホームということもあって、1点返すとスタジアムの雰囲気もガラリと変わります。

 

押せ押せの状態で後半30分。

今度はペナルティエリア内で相手選手のハンドにより再びPKを獲得。

ジョーが2度目のPKもしっかり決めて同点に追いつきます。

 

残り15分。

あと1点必要なんだけど、なかなかその1点が奪えない。

 

そしてそのまま試合終了。

2-2の引き分けだったため、グランパスの残留は他会場の結果次第となりました。

 

前半終了時点で鳥栖も磐田も試合に動きはなく、後半、もし仮にどちらかが負けていれば名古屋の選手たちも無理に攻めることはしないので、プレーを見ていれば引き分けでオッケーなのかどうかは分かります。

試合に引き分けた時点で「終わった」と思いました。

事実、試合終了のホイッスルがなった瞬間のスタジアムの静寂が何よりもその結末を物語っていました。

磐田が試合終了まで残り30秒のところで失点。奇跡が起きた

スタジアムが静寂に包まれたまま時間が流れ、どれくらい経ったしょうか。

僕にはものすごく長く感じました。

 

試合終了から少し経って、ゴール裏の一部がザワザワし始めます。

「みんな、一応念のため他の試合結果を確認してるだけだろうなー。」くらいに思ってるだけでした。

その後なぜか一部で歓声が上がり始めます。

「え? まさか・・・」

 


 

引き分けなら残留決定だったジュビロ磐田が、試合終了残り30秒で失点

そしてそのまま1-2で試合終了

磐田が最後の最後で敗れ、まさかまさかの劇的展開で、グランパスはJ1残留を果たすことができました。


“2018年12月1日” という一日を忘れられないだろう

最終節のパロマ瑞穂スタジアムはチケットが完売で、約2万人の観客が詰め掛けました。

これだけの人が一斉にスマホからネットに繋ごうとすると、全然電波が入らないんですよね。

そんな状況で、幸い自分のスマホから試合結果のページを開くことができました。

 

「川崎2-1磐田」

「後半45+4分 オウンゴール」

 

この文字を見た瞬間は、思わず叫ばずに入られませんでした。

同時に、選手たちの喜ぶ姿を見て涙が止まりませんでした。

めっちゃ泣いてました。

 

今シーズンは8連敗を含む15戦未勝利に夏場の7連勝、その後3連敗とジェットコースターのようなシーズンでした。

個人的にも、雪の降る札幌まで応援しに行ったのに結果は惨敗だったり、39度を超える中観戦して熱中症になりかけたりしました。

本当に辛かったです。

でも最後はこうして選手たちの頑張りが報われて、みんなの想いが奇跡を起こせて、本当に良かった。

 

あの日見たスマホの画面とスタジアムの歓喜の光景は、これからも忘れることはできないと思います。

2016年は降格が決まった悔し涙をこの場所で流しましたが、2年の時を経て、歓喜の涙に変えることができました。

ようやく2年前の悪夢を乗り越えられたと思っています。

 

▼最後まで読んでいただきありがとうございました。こちらの記事もあわせてどうぞ。

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