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- 最初こそやる気があって続くものの、忙しくてだんだん勉強する時間がない。
- 勉強しようと思っても、途中で飽きてしまう。
この記事では、このような疑問を解決していきます。
こんにちは、つなかんです。
「今年こそ英語を勉強して喋れるようになりたい!」という人は多いですよね。
でも実際のところ、なかなか勉強が続かなくて挫折してしまう人も多いんじゃないでしょうか?
英語は1週間や1ヶ月そこらで身に付かないからこそ、いかに勉強を続けられるかが重要ですよね。
英語に限らずですが、物事を継続していくためにはコツを抑える必要があると思っています。
今回はそんな人に向けて、英語の勉強を続けるためのコツを6つ紹介していきます。
英語学習を続けるための6つのコツを紹介
勉強を続けるためのコツは次の6つです。
- 具体的な目標を設定する
- 小さな一歩から始める
- 習慣化する
- ゆるく考える
- 学習記録をつける
- ポモドーロ・テクニックを利用する
ひとつずつ説明していきますね。
① :具体的な目標を設定する
英語を勉強するときには、やっぱり「具体的な目標」があった方がいいです。
なぜなら、目指す方向が漠然としていると、終わりの見えないマラソンをするようなものだからです。
終わりが見えずに延々と走るのはキツすぎますよね。
動機がただ「英語を話せるようになりたい」だけだと、終わりの見えないマラソンをするのと同じです。必ずどこかで挫折します。
ひとつ「英語を話せるようになりたい」と言っても、
- 海外旅行に行って困らないようにしたいのか
- 海外の大学に行きたいのか
- 海外ドラマを字幕なしで見たいのか
- 外国人の友達と楽しく会話できるレベルを目指したいのか
- 会社で必要だから、とりあえずTOEICの点数を上げればいいのか
のように、様々な理由がありますよね。
自分が成し遂げたい目標を設定することで、初めてどれくらい勉強しないといけないのかが見えてきます。
ゴールを考えておかないと、なぜ英語を学びたいのか途中で分からなくなってしまいます。
ゴールは別に大きな目標でなくてもいいです。
いきなり「TOEIC900点を取りたい!」と思っても、それは果てしない道のりですよね。
- まずは基礎的な文法と単語を固めてTOEIC600点を目指す。
- 600点を超えたら次は700点を目指す。
このように、チェックポイントとなるような短期目標を決めてみると、自分が少しずつレベルアップする感覚を意識できて挫折しにくくなります。
②:小さな一歩から始める
最初は少しづつ勉強を始めると挫折しにくくなります。
勉強のモチベーションが高まったからといって、いきなり何時間も始めるのは良い考えではないです。
最初は続けられても、数日後にはだんだん面倒くさくなって、そのままフェードアウト・・・はよくありますよね。
人間は変化を嫌がる生き物です。
人間にはホメオスタシスという機能が備わっています。
ホメオスタシスとは、日本語では恒常性(こうじょうせい)維持機能と言われ、環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする生体的働きのことをいいます。 例えば「暑くなったら、体は勝手に汗をかいて体温調整をする」。
ホメオスタシス(恒常性の維持)とは?|モチラボ
ダイエットを急に始めようとしても続かないのと同じように、英語学習もいきなり長時間やろうとしても続きません。
初めのうちは多くの時間を勉強して充実感を得るよりも、毎日少しずつ自分の生活に慣らしていくことが大切です。
自分の生活に英語学習を取り入れるのに、最初はNHKのラジオ講座から始めるのがいいと思います。
NHKのラジオ講座は1日15分だけやればいいので続けやすい仕組みになっています。
英語学習を習慣化させるなら、まずは短い時間から始めること。
どんなに忙しい人でも、1日のうち15分は取れると思います。
全くのゼロからのスタートなら、基礎英語1から始めてみましょう。
③:習慣化する
勉強を続けるための一番の方法は、「勉強を習慣化させる」ことです。
少し話がずれますが、歯は毎日磨きますよね。
ほとんどの人が無意識に歯を磨いているはずです。歯を磨かないと気持ち悪くて寝られないという人もいるでしょう。
でも、「今日は歯を磨くモチベーションがない」という人はほとんどいないですよね。(よほど疲れている場合を除く)
つまり、みんな「歯を磨くこと」は習慣化できているんです。
「歯を磨くこと」と同じように英語も習慣化すれば、そこにモチベーションは必要なくなります。
そのためには、先に挙げた「小さな一歩から始める」ことが重要です。
「if-thenプランニング」という方法を使うと、習慣化しやすくなります。
if-thenプランニングとは、
If(もし〇〇ならば), Then(〇〇する)
と、「ある条件になったら次の行動をするように、事前にはっきり決めておく」手法のことです。
具体例をあげると、
- もし22時になったら、お風呂に入る
- もしお風呂から出たら、そのあと10分勉強する
- もし月曜・水曜・金曜になったら、1時間筋トレする
みたいな感じですね。
このように、事前に「いつ、何をするのか」を決めておくだけで、物事を始めやすくなります。
同様に、
- 朝起きたら、ラジオ英会話を聴く
- 夜、お風呂から出たら、勉強に取りかかる
- めんどくさいなと感じたら、とりあえず参考書を開く
など、こうしたルールを決めておけば、勉強に取りかかりやすくなりますよ。
もともと習慣になっていることの直後に習慣化したいことを始めると、続けやすくなります。
これを「ハビットチェーン」と言って、「習慣の鎖」のようなものです。
例えば、
朝起きる→顔を洗って着替える→朝食を食べる→英語学習を始める
このように、ひとつ前の習慣をスイッチにすると、どんどん次の習慣に取り組みやすくなるのです。
if-thenプランニングと組み合わせることで、より習慣化しやすくなるのでぜひ活用してみてください。
さらに、習慣化させるのに最も良いのは朝だと言われています。
朝起きてからの2時間は「脳のゴールデンタイム」とも呼ばれています。
朝は一日のうちで最も脳が冴えていて、誰にも邪魔されないので集中しやすいです。
朝の時間を活用することによって、勉強を習慣化しやすくなりますよ。
④:ゆるく考える
学習を習慣化して毎日続けていたとしても、どうしてもやる気が出ない日もやっぱり出てきます。
そういう日は完璧主義にならないで、ゆるく考えることも大切です。
例えば、毎日2時間勉強しているとして、
なんだか今日はやる気出ないけど、それでもやらないとなぁ。
と自分を追い込んでしまうと、途端に勉強するのが億劫になりますよね。
たまには勉強から離れてリラックスすることも必要です。
どうしてもやる気が出ない日は、15分でも勉強できたらオッケーです。
15分でも勉強できた自分を認めてあげることが大切です。15分もダメなら5分でも構いません。
大切なのは、ほんの少しの時間だけでいいから毎日英語に触れ続けること。
歩みを止めないことです。
1つでも新しい単語を覚えたら、それは昨日の自分よりも成長できています。
勉強を始めれば、もしかしたら普段どおり2時間できるかもしれません。(意外とあるあるです)
例えできなくても、15分勉強できたと割り切って自分を褒めるようにしましょう。
⑤:学習記録をつける
学習記録をつけましょう。というか、つけたほうが良いですね!
学習記録をつけることで、自分が今までどれだけ勉強をやってきたか目で見て確認できます。
- 今日はこれだけ勉強することができた。
- 毎日2時間ずつ継続して取り組めているぞ。
- 先週と比べて勉強時間が減ってきているから気をつけよう。
など、自分の学習を「見える化」することで、モチベーションが高まったり改善点を見つけ出すことができます。
学習記録をつけるなら、スマホのアプリを使いましょう。
僕はStudyplus(スタディプラス)を使っていました。
Studyplus(スタディプラス) 日々の学習管理に
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Studyplusは教材をバーコードですぐに登録できて、学習記録を取るのも簡単です。
独学だと、何かとモチベーションを維持しにくいですよね。
そんなときに他の人の記録を見ると「自分も頑張らないと!」という気持ちにさせられます。
⑥:ポモドーロ・テクニックを利用する
「ポモドーロ・テクニック」を使ってみましょう。
ポモドーロ・テクニックとは、「25分勉強+5分休憩」を1ポモドーロ(1セット)として、これを繰り返していくテクニックのこと。
4ポモドーロ(4セット)終えたら少し長めの休憩を取ります。
短期集中を繰り返すことで、長時間集中している状態を作り出していきます。
このポモドーロ・テクニックは、メンタリストDaiGoさんの著書「自分を操る超集中力」で紹介されているのを参考にして、僕も取り入れていました。
また、ポモドーロを使うなら「Be Focused」というアプリが便利です。
有料のpro版もありますが、無料版で大丈夫です。
Be Focused – Focus Timer
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そもそも人間の集中力は長時間続くようにできていません。
なぜなら、昔は1つのことに集中しすぎると違う方向から外敵に襲われる危険があったからです。
長時間ぶっ続けでやろうとするよりも、
短時間の集中と短時間の休息
をこまめに繰り返した方が、結果的に長い時間、高い集中力を維持できるのです。
まとめ
今回は英語学習を続けるためのコツを6つ紹介しました。
- 具体的な目標を設定する
- 小さな一歩から始める
- 習慣化する
- ゆるく考える
- 学習記録をつける
- ポモドーロ・テクニックを利用する
この中でひとつでも参考になるものがあれば嬉しいです。
集中力を高めるための方法を「集中力を高めるために雑念を排除する4つの方法」の記事でも紹介しているので、合わせてどうぞ。
集中力を高めるために雑念を排除する4つの方法