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- 瞬間英作文の効果って実際どうなの?
- どれくらいやれば効果を実感できるの?
今回はこんな疑問を解決していきます。
こんにちは、つなかんです。
英語で自分の言いたいことを言えるようにするのに、ものすごく効果があるのが瞬間英作文トレーニング。
瞬間英作文に興味がある人にとって、その効果が気になる人もいると思います。
僕は実際に瞬間英作文の本を5冊やってきて、合わせて350時間以上を費やしてきました。
この記事では、そんな瞬間英作文をやり込んできた僕が
- そもそも瞬間英作文とは?
- 瞬間英作文をやることで得られる4つの効果
- どのくらい瞬間英作文をやると効果が出てくるのか
などについて解説していこうと思います。
瞬間英作文とは?
瞬間英作文とは、その名の通り「瞬間で英作文をすること」です。
翻訳とは違い、簡単な文章をできるだけ瞬時にたくさん英作文していくのが特徴です。
翻訳は、時間をかけて正確に英語訳または日本語訳していきますよね。
しかし瞬間英作文では、もちろん正確さも大事ですが、それよりも「リズム感」が大切になってきます。
例えば、これらの日本語をとっさに英語で言えるでしょうか?
- 私は今朝食を食べているところです。
- この本を書いた作家は誰ですか?
- 彼女は誰もが知っている歌手です。
- I am having breakfast now.
- Who’s the writer who wrote this book?
- She is a singer everyone knows.
実際に答えを見れば「こんな簡単な文だったのか・・・」と思うかもしれません。
しかし、このレベルの英文であっても、意外とすぐに出てこない人が多いのではないでしょうか。
こうした中学レベルの文章を瞬時に英語に訳していくのが「瞬間英作文」の特徴になります。
英語が話せない理由は「話す練習をしてこなかった」から
頭では分かっているけど・・・英語が出てこないんだよね。
こうなってしまう原因は、英語を知識として「知っている」けど「使える」状態になっていないからなんですね。
今までに話す練習をしてこなかったからです。
例えば、泳ぐのが上手になりたかったら、泳ぐ練習をします。
最初は怖いかもしれませんが、何度も泳ぐ練習をしていくことで、だんだんと泳ぐのがうまくなっていきます。
同じように、料理がうまくなりたかったら、実際にレシピを見つつ自分で作りますよね。
何回も自分で作ってみることで、だんだんと料理が上達していきます。
しかし、僕たちは今までに英語を話す練習をする機会なんて、ほとんどなかったですよね。
学校では、話す練習よりも文法や単語を学ぶ時間が多かったように思います。
話す練習をしていないのに、英語が話せるわけがありません。
逆に言えば、話す練習をしていけば、少しずつ英語が話せるようになりますよ。
瞬間英作文で英語が話せるようになる
英語を話せるようになりたいなら、英語を話すしかありません。
とはいえ、いきなり「ネイティブと英語で話そう!」と言われても困りますよね。
そこで、ネイティブと話す前段階のトレーニングとしてピッタリなのが、瞬間英作文なのです。
瞬間英作文によって、英文をパッと口から出せるよう練習していきます。
まずは英語を「知っている」知識のレベルから「使える」運用のレベルまで引き上げるわけです。
瞬間英作文による4つの効果
瞬間英作文の一番大きな効果は「英語を話せるようになる」ことです。
それだけでなく、リスニング力やライティング力の向上といった全体的な英語力の底上げにも役に立つと僕は感じています。
- 英語が話せるようになる
- 文法の理解度が増す
- リスニング力が向上する
- ライティング力が向上する
①:英語が話せるようになる
瞬間英作文で最も実感できるのが「英語が話せるようになる」ことです。
瞬間英作文を何度も練習することで、言いたいことが瞬時に組み立てられるようになります。
僕が実際に瞬間英作文の効果を感じた体験談をひとつ紹介しておきます。
僕が以前台湾をひとりで旅してるときに、ヨーロッパ系の外国人観光客から道を聞かれることが何度かありました(外見的に現地の人と間違えられたのかな・・・w)。
Excuse me, where ペラペラペラペラ・・・?
外国人ってけっこう容赦ないんですが、不意に英語でペラペラ話されても聴き取れないこともあります。
そのときにほぼ反射的だったんですが、
Would you please speak a little more slowly??[
と答えていました。まさに
この問題、◯研ゼミでやったやつ!
状態でした(笑)。
おそらく、普段から英語を話せる状態になっていないとあたふたしてしまうと思います。
日本語で考えてしまっても、瞬時に英語に変換して答えられるようにする。
瞬間英作文をやっておくことで、英語を「使える」状態にしておくことは重要だと感じました。
②:文法の理解度が増す
実際に日本語から英語に瞬間英訳をしようとすると、
- 時制
- 三単現のs
- aとtheの冠詞
- 単数・複数
- 前置詞
などを間違えてしまったり、落としてしまったりすることが多々あります。
頭では理解できていても、いざ英作文しようとすると出てこない文法事項も多いですよね。
瞬間英作文をすることで、自分の文法的な弱点に気づくことができます。
何度も声に出し、正しい英文に矯正していくことで文法への理解が深まっていきます。
③:リスニング力が向上する
瞬間英作文で英語を「知っている」から「使える」状態にできると、リスニング力も上がります。
なぜなら、自分で作れる英文は簡単に聞き取れるからです。
例えば、どんなに英語が苦手な人でも
- Hello
- My name is 〇〇
- Thank you
などは言えると思います。
こうした「自分が簡単に言える文」は聞き取ることも難しくありません。
瞬間英作文でやることは、簡単に言えば、こうした「自分が簡単に言える文」を増やしていく作業なのです。
自分が楽に言える文を増やしていくことで、次第にリスニング力も底上げされていきますよ。
④ ライティング力が向上する
スピーキング力が上がるのと同じく、ライティング力も上がります。
「話すこと」と「書くこと」は連動しています。
スピーキングとライティングは同じアウトプットですし、自分が話すことができる英文は書くことも難しくありません。
瞬間英作文のやり方
瞬間英作文の具体的なやり方については、瞬間英作文のやり方を紹介します【やる際のポイントと回数も解説】の記事で解説しています。
瞬間英作文のやり方を紹介します【やる際のポイントと回数も解説】少しだけ紹介しておくと、効果的にやるポイントは次の4つです。
- 10秒考えても分からなかったら、すぐに英文を見る
- 最初はできなくても気にしない
- 完璧主義にならない
- 音声CDを活用する
瞬間英作文はどのくらいやると効果が出るのか
「どんどん」を1冊をやり込むだけでも効果は十分感じられると思います。
もちろん1周だけやればいいわけではなく、何周も繰り返しやり込む必要がありますね。
目安としては最低10周は取り組んでみましょう。
僕は「どんどん瞬間英作文」だけで15周、約60時間取り組んでいました。
テキストの日本語を見て瞬時に英語が言えるようになれば、その英文は「使える」状態になったと考えていいでしょう。
まとめ
- 瞬間英作文とは、その名の通り瞬間で英作文をすること
- 瞬間英作文をすることで、英語を「知っている」から「使える」に変えることができる
- 英語が話せるだけでなく、文法の理解度やリスニング能力など、全体的な英語力の底上げにもなる
今回は、瞬間英作文の効果について紹介してきました。
瞬間英作文トレーニングは、
- ずっと英語を勉強してても話せるようになる気がしない
- 短期間でかんたんな英語を話せるようにしたい
みたいな人におすすめです。
もちろん瞬間英作文だけで英語がペラペラにはなりませんし、初めのうちは慣れるのに時間がかかってしまいます。
しかし諦めずに続けていれば、自然と口から英語が出るようになるので、「全く英語が話せない」ことはなくなります。
瞬間英作文をアウトプットのベースとして、実際の会話を重ねていけば、いわゆる「ペラペラ」になることも夢ではありませんよ。
瞬間英作文のやり方を紹介します【やる際のポイントと回数も解説】