こんにちは、旅とサッカーが好きなつなかん(@tunakan758)です!
この記事では、草津温泉への行き方やオススメ観光スポットなどを紹介していきます。
先日、僕と父と祖母の3人で1泊2日で草津温泉に行ってきました。
草津温泉といえば、テレビでもよく紹介されてる人気の温泉街なんですが、今まで訪れたことがなかったんですよね。
厳密には幼い頃に一度行ったことがあるようなんですが、小さかった頃なのでほとんど覚えてません。
なので「ほぼ」初めての草津を楽しみにしていました。
この記事はそんな草津初心者な僕視点ですが、まだ草津温泉に行ったことない人、これから行こうかなと考えてる人に向けて、草津温泉がどんな感じか伝えられたらなと思います。
草津温泉とは
まずそもそも「草津温泉ってどこにあるの?」って話なんですが、関東圏の人は知っていてもそれ以外の地域の人は詳しく知らないんじゃないでしょうか?
草津温泉は、群馬県の西の端、長野県との県境近くの吾妻郡草津町にあります。
群馬の中でもすっごい西寄りなんですね。
日本の温泉地ランキングでは必ず上位にくる人気の温泉どころで、日本の三名泉に選ばれています。
そんな日本の三名泉である草津温泉は、歴史的にみても数々の著名人が訪れています。
はるか昔にはヤマトタケル(日本武尊)であったり、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗や俳人・小林一茶、志賀直哉や与謝野晶子といった歴史の教科書に載ってるような人たちが訪れています。
草津温泉の泉質は酸性で、神経病や関節痛、冷え性、疲労回復、糖尿病、高血圧症なんかに効くようです。
草津温泉への行き方
草津温泉への行き方は、主に車で行くパターンと電車・バスを乗り継ぐパターンがあります。
東京方面から向かう場合、所要時間は車で行っても電車で行ってもおおよそ3時間ほど。
名古屋方面から向かう場合、名古屋から車で5時間〜5時間半はかかります。
電車で行く場合、一度東京に向かう必要が出てくるので名古屋から5時間半〜6時間はかかってしまいます。
東京方面から行く場合
車
その1:渋川経由
関越自動車道→渋川伊香保IC→R353・145→長野原(大津)→R292→草津
その2:軽井沢経由
関越自動車道→藤岡JCT→上信越自動車道→碓氷軽井沢IC→R18→中軽井沢→R146・R292→草津
電車・バス
その1:特急「草津」経由
JR上野駅→特急「草津」→長野原草津口駅→JRバス関東→草津温泉バスターミナル
その2:北陸新幹線経由
東京駅→北陸新幹線→軽井沢駅→草津交通or西武観光バス→草津温泉バスターミナル
名古屋方面から行く場合
車
その1:上信越道経由
小牧JCT→中央自動車道→岡谷JCT→長野自動車道→更埴JCT→上信越自動車道→上田菅平IC→R144・県道59・R292→草津
その2:軽井沢経由
小牧JCT→中央自動車道→須玉IC→R141→佐久→R18→中軽井沢→R146→長野原→R292→草津
電車・バス
その1:東京駅経由
名古屋駅→東海道新幹線→東京駅→北陸新幹線またはJR→上野駅→特急「草津」に乗車(以下東京から行く場合に同じ)
その2:長野駅経由
名古屋駅→特急「ワイドビューしなの」→長野駅→北陸新幹線→軽井沢駅→草津交通or西武観光バス→草津温泉バスターミナル
行く際の注意点
草津温泉は白根山のふもと、標高1200mのところにあります。
夏場でも平均気温が17.5度と涼しく、25度を上回ることはないそうです。
夏場は避暑地としていいかもしれませんが、秋から春にかけてはそれだけ寒さが冷え込んできます。
近くにスキー場があるような場所なので、まあそういうところをイメージしてもらえればと思います(笑)。
僕が行った10月末でもけっこう寒かったです。夜はコートが欲しいくらいの寒さでした。
冬場はもちろん、春でも秋でも十分あったかい服装をして行くようにしましょうね。
草津温泉のオススメ観光スポット
草津に来たら訪れたい観光スポットを4つ紹介していきます。
湯畑
まずは草津温泉のランドマーク的な存在でもある湯畑です。
湯畑は温泉街の中心に位置していて、毎分4000リットル以上の温泉が湧き出ています。
湯畑から湧き上がる湯けむりもすごいですが、それによって立ち込める硫黄のにおいもすごいです。
硫黄のにおいが温泉街に来たなぁと感じさせてくれますね。
湯畑の側には2ヶ所、無料で入れる足湯があります。
なので入りたい人はハンドタオルなんか持っておくといいですよ。
足湯につかりながら湯畑を眺めてると、「草津に来たなぁ〜」なんて感じられるんじゃないでしょうか?
ちなみに僕は二日目の朝に足湯に入ろうとしたら、まだお湯が溜まってなくて入れませんでした(ちーん)。
湯畑は夜になるとライトアップされます。
ライトアップされた湯畑は、昼とはまた違った幻想的な雰囲気があります。
夜は昼よりもさらに冷え込むので、あったかい格好して散策するようにしましょう。
温泉
草津まで来て温泉に入らない人はあんまりいないと思いますが(笑)、せっかくなので温泉には入っておきたいところ。
基本的には旅館なんかに泊まって、その旅館の温泉に入る人が大多数だと思いますが、日帰りで入浴できるところもあります。
- 御座乃湯
- 西の河原露天風呂
- 大滝乃湯
御座乃湯と西の河原露天風呂は600円、大滝乃湯は900円で入ることができます。
熱海温泉なんかだと、どこも1000円以上が当たり前だったので、それと比べると安いですね。
熱乃湯
草津といったら湯もみですね!
その湯もみが見学できて、さらに体験できるのが熱乃湯です。
熱乃湯は湯畑のすぐ東側、観光案内所のすぐ隣にある建物です。
湯畑からホテル一井の方を見ればすぐに見つかると思います。
1回の公演は約20分ほどで、大人ひとり600円・子どもが300円でした。
公演は1日に6回で、午前が9時半・10時・10時半、午後が15時半・16時・16時半となっています。
僕は9時半の公演を観たんですが、チケット販売は9時から行われていました。
熱乃湯には1階席と2階席があるので、早めに行って1階席をとることをオススメします。
というのも、ぜひ湯もみを体験した方がいいからです。
湯もみ体験は早い者勝ちで、だいたい1回の公演で20〜40人が体験することができます。
正直に言いますと、ただ見学してるなら、お姉さんたちが歌いながら温泉をかき混ぜてるだけなので、600円はちょっと高く感じてしまいます。
でも、湯もみを体験するとなれば、それは草津でしかできない貴重な経験ですし、思い出のひとつになります。
実際に体験してみると、湯もみの板はそこそこ大きくて重かったし、女性の方がこれを使って湯をかき混ぜるのは大変だなぁとわかることがありました。
ちなみに湯もみを体験すると、こんな賞状がもらえましたよ。
こういう記念品は地味に嬉しかったりするもの。
熱乃湯で湯もみを見学するなら、ぜひ湯もみ体験してみてください。
朝イチだと人も少なめで場所を取りやすいのでオススメです。
光泉寺
光泉寺は真言宗豊山派のお寺。
湯畑の南側にあり、草津温泉全体を見渡すような感じで位置しています。
光泉寺は1200年ごろ、鎌倉時代からあるお寺だそうです。800年以上の長い歴史がありますね。
光泉寺の薬師堂は、奈良の大仏を作った行基が作ったと伝えられていて、日本三大温泉薬師のひとつと言われています。
現在では、光泉寺はパワースポットとして注目を集めているようです。
僕が訪れた10月末はちょうど紅葉が見ごろな時期で、光泉寺内の紅葉もとても綺麗でした。
光泉寺からは湯畑方面を一望できるので、また違った感じで温泉街の賑わいを楽しむことができますよ。
終わりに
草津温泉というと、お年寄りの方がバスツアーでくるイメージがあるかもしれません(笑)。
けれど実際には若い人もたくさんいましたし、外国人観光客も多く見受けられました。
老若男女問わず愛されてる温泉地なんだなと感じました。
まあ歴史的にみても多くの偉人が訪れてますしね。それだけ魅力的な温泉なんだと思います。
草津温泉は、紹介したとこ以外にも観光スポットがいろいろありますし、グルメもたくさんあります(温泉まんじゅうおいしかったです)。
関東圏なら日帰りでも行ける距離ですけど、ここはぜひ泊まりで行って、ゆっくり温泉に浸かって、のんびり散策を楽しむのがいいですね。
▼そのほかの群馬観光の記事はこちら。草津から近いのでセットで回れますよ!