「海の見える街」台湾・淡水は僕にとって落ち着く場所だった

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こんにちは、つなかんです。

この記事では、台湾の「海の見える街」淡水について紹介します。

淡水は台北市よりも北、淡水河のほとりにある港町で、台北や九份とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

かつては貿易港として栄えていたこともあって、ヨーロッパ風の赤レンガの建物もあり、台湾にいながら異国情緒を味わうことができます。

台湾八景にも選ばれ、「東洋のベニス」とも称されています

日本で言うところの横浜や神戸みたいな感じですね。

台北から電車で40分とアクセスも良く、台湾人のデートスポットとしても有名なんだそう。

台北駅から淡水までの行き方

淡水へ行くには、MRT淡水信義線(Red Line)に乗って終点の淡水駅まで向かいます

台北駅からは約40分で運賃は50元(約187円)です。 ※1元=3.75円で計算

乗り換えなしで終点まで向かえばいいので、迷うことはないと思います。

途中止まりの電車もありますが、その場合は同じホームで待っていれば淡水行きの電車がやってきます。

ちなみに淡水信義線の反対の終点が象山駅で、台北市内を一望できる象山自然歩道に行くことができます

台北の街を一望できる「象山自然歩道」はおすすめ観光スポット!

路線図や電車の時刻を調べるときには、このアプリを使うと便利です。

MRTに乗って移動するときは大変お世話になっていました。

乗換案内 台北

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淡水を散策する

台北駅から電車に揺られて40分。淡水駅に到着しました。

この日の午後は象山自然歩道に行く予定だったので、午前中だけ淡水を散策しました。

駅から歩いて20分くらいのところにある紅毛城を目指します。

淡水駅の改札を抜けると、駅前にはこんな感じの光景が広がります。

駅から少し歩くと機関車が見えます。淡水のモニュメントにもなっています。

淡水駅から紅毛城へと続く道は3つあります。

  1. 河沿いの遊歩道にそって進むルート
  2. 中央の淡水老街を進むルート
  3. 少し丘を登る一番内陸側のルート

僕は②の淡水老街を進むルートで向かいました。(そのルートしか知らなかっただけなのは内緒)

淡水老街にはいろんなお店が並んでいます。

おしゃれなカフェもありますし、飲食店もあるので、ご飯に困ることはありません。

途中市場みたいなところを見つけたので寄り道。

道の両側で果物や肉などが売られていました。

バイクに乗った人がどんどんやってきて、この周辺は賑やかで活気がありました。

つなかん
つなかん

多くの人がバイクに乗ったまま買い付けてたのが衝撃的でした(笑)。

こういう現地の人の生活を垣間見えるのが、海外旅の醍醐味だと感じますね。

散策していると銅像を発見。

後から調べたところ、この像は台湾の医療や教育の発展に貢献した馬偕博士(ジョージ・L・マッケイ)という人物でした。

赤レンガの教会もありました。

至るところにこのような赤レンガの建物があり、なんだか神戸みたいだなと感じます。

中華圏の雰囲気と西洋の雰囲気が入り混じっていて、なんだか不思議な感じでした。

台湾最古の歴史的建造物「紅毛城」へ

淡水駅から20分ほど歩いて、紅毛城に着きました。

紅毛城(ホンマオチェン)は淡水のメイン観光スポットで、1628年に当時台湾を支配していたスペイン人によって建てられました

当時はサント・ドミンゴ城と呼ばれていて、スペイン勢力が撤退した1644年にはオランダ人によって再建されました。

紅毛城の「紅毛」とは、当時のオランダ人の髪の色に由来しているそう

その後、紅毛城は中国からイギリスに借り出され、イギリス領事館としてしばらくの間利用されていました。

紅毛城ができてから300年以上の歴史があるため、台湾における最古の歴史的建造物のひとつになっています。

紅毛城の入館料は大人ひとりで80元でした。

イギリスの領事館として使われていただけあって室内は洋風ですね。

ここが台湾であることを忘れます。

クリスマスは終わりましたが、まだクリスマスツリーが飾られてました。

館内にはこうした厨房やトイレなどもあります。

日本語の案内板もあるので、そんなに困ることはありません。

所要時間はざっと1時間くらいでした。

駅から離れていて、丘を少し登ったところにあるのでとても静かで落ち着いた場所でした。

紅毛城周辺を散策

紅毛城を後にして、すぐそばの河沿いへ。

天気も悪いし河の水も綺麗ではなかったけど、周りに人も少なく静かな場所だったので、ここでしばらくぼんやりとしていました。

周辺を歩いて見たり、ぼんやりと河を眺めながら黄昏たりしていると、どこからかジブリの「海の見える街」が流れてきました。

オルゴールのものでしたが、雰囲気にマッチしていて今でもあのメロディと見た風景が脳裏に焼きついています。

対岸に見えるのは八里地区。

淡水からフェリーに乗って行くこともできます。

終わりに

淡水は静かな港町でとても落ち着いた場所でした。

せわしさがなく、時間がゆっくり流れているようで、のんびり過ごすにピッタリな場所だと感じました。

台北駅から電車で40分と近いので、時間があればぜひ行ってみてください。

紅毛城へのアクセス

MRT淡水信義線「淡水駅」から徒歩約20分

【入館料】

80元(約300円) ※1元=3.75元で計算

【営業時間】

9:30〜17:00(月-金)

9:30〜18:00(土・日)

休館日:毎月第1月曜日