この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「英文科卒なのに全く英語ができない」
そんな僕が改めて英語を勉強し直したいと決意したところで出会ったのが、「英語上達完全マップ」の学習法でした。
僕は英語上達完全マップの勉強法を実践して、結果的にTOEICで855点を取ることができました。
この記事では、僕がTOEIC850点を取るまでに使ってきた教材と勉強法を紹介していきます。
これから英語を勉強していく上で、教材選びの参考になれば嬉しいです。
僕が英語上達完全マップでTOEIC850点取るまで
僕がTOEIC850点を取るまでの流れや勉強時間、教材に使った費用などは「【TOEIC450→855】英語上達完全マップを3年やってみた結果まとめ」で紹介しています。
【TOEIC450→855】英語上達完全マップを3年やってみた結果まとめ使用した教材と勉強法
勉強の進め方に関しては、英語上達完全マップの標準ケースを参考にして進めていきました。
それぞれのトレーニング方法についても、基本的には完全マップの方法に従って行っています。
完全マップ実践者の先駆け的存在である「英語上達完全マップを10ヶ月やってみた」さんを参考にして、発音も含めています。
完全マップでは発音についてほとんど触れられていませんが、発音は勉強したほうがいいです。
正しい発音を身につけることで、相手に伝わりやすい英語を話すことができますし、何よりリスニング力が格段に上達します。
それでは、僕が使ってきた教材をカテゴリ別に紹介していきますね。
発音
発音を鍛えるために使ったのは次の2冊です。
- 英語耳
- フォニックス<発音>トレーニングBOOK
英語を話せるようにするために一番大切と言っても過言ではないのが、英語の発音を徹底的に身につけることです。
カタカナ英語のままでは、いつまでも英語が聴き取れるようになりません。
それに英語の正しい発音を身に付けておけば、相手に言いたいことが誤解なく伝えられるようになります。
僕が発音を身につけるために使った教材が、「英語耳」でした。
この教材に書かれているように、付属のCDに合わせて合計100回声に出して練習していました。
毎日1周20分。勉強を始める前のウォーミングアップみたいな感じで声に出していました。
フォニックスとは、
英語圏の子どもたちが文字を読めるようにするために学ぶ、綴り字と発音の関係性を示すためのルール
のことです。
フォニックスを覚えることで、発音記号をわざわざ確認しなくても、単語の読み方が分かるようになります。
発音自体は英語耳ですでに学んだので、この本は綴り字と発音を一致させるために使いました。
そのため、他の教材ほどは深く取り組んでいません。
こちらは4周ほど回して終わりました。
音読パッケージ
音読パッケージとして使ったのは次の3冊です。
- みるみる英語力がアップする音読パッケージ
- ぐんぐん英語力がアップする音読パッケージ
- もっともっと英語力がアップする音読パッケージ
「英語を英語のまま理解できるようになる」のに、もっとも効果を感じたのが音読でした。
音読の効果の高さは、あらゆる英語学習本やサイトでも紹介されていますが、間違いないです。
しかし正直に言うと、ひたすら音読するのはしんどかったです。
音読は1回だけやればいいものではなく、何十回と繰り返し行うことで英文を体に染み込ませていきます。
単調なので次第に飽きてきます。それに声を出し続けていると喉が痛くなるので、こまめに水分を取る必要があります。
それでも「みるみる」をやり遂げる頃には、かなり英語力が身についた感覚になりました。
音読パッケージの効果は?音読パッケージを400時間やってみた みるみる音読パッケージのやり方と、やる際のポイントを解説していくこちらは「みるみる音読パッケージ」の中級編です。「みるみる」を完了した次に取り組み始めました。
こちらの「ぐんぐん」の方が、「みるみる」よりも1パッセージあたりの分量は少ないです。
「ぐんぐん」の英文は英検2級レベルとありますが、「みるみる」をやり遂げた後では難易度の差はあまり感じませんでした。
「みるみる」を100サイクル回して完璧にしたのであれば、無理に取り組む必要はないかもしれません。
こちらの「もっともっと音読パッケージ」は「みるみる」の上級編です。英文は英検準1級レベルとなっています。
「みるみる」→「ぐんぐん」の時よりも難易度がぐっと上がった感がありました。
始めた当初は、正直その急に上がった英文の難しさに苦労しました。
しかし、
今は全然分からなくても、サイクルを回すうちに聞き取れるようになるだろう
という気楽な気持ちで取り組んでいたので、挫折することはありませんでした。
実際その通りで、取り組んでいくうちに徐々に英文が理解できるようになっていきました。
「もっともっと」を100サイクル完成させる頃には、かなり英語を読んでいても苦にならなくなりました。
瞬間英作文
瞬間英作文で使った教材は次の5冊です。
- どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
- スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
- おかわり!スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
- ポンポン話すための瞬間英作文パターンプラクティス
- 最重要構文540
音読と並んで効果をかなり実感したのが「瞬間英作文」でした。
瞬間英作文は、
日本語を見てすぐに英文が出てくるようにするトレーニング
です。
例えば、
私は車を2台持っています。
→I have two cars.
これは誰のかばんですか?
→Whose bag is this?
東京は晴れていますか?
→Is it fine in Tokyo?
昨日私は疲れていました。
→I was tired yesterday.
などの簡単な文章を瞬時に英語で言えるよう練習していきます。
瞬間英作文を繰り返しやることで、自分の言いたいことが自然と口から出てくるようになっていきます。
こちらの「どんどん瞬間英作文」では中学レベルの英作文をしますが、初めのうちは全く英文が浮かばなくてものすごく苦労しました。
やってみると分かりますが、英文を見れば「こんな簡単な文だったのか」と思えるものであっても、いざ言おうとすると全然出てきません。
僕は「どんどん」を15周ほど回しましたが、何度も何度も繰り返し瞬間英作文することで、反射的に英文が出てくるようになるのです。
はじめは負荷が強くて「しんどいな・・・」と感じるかもしれませんが、それが鍛えられている証なんですね。
瞬間英作文をやり終える頃には、始めた頃と比べて、いろんなことを英語で言えるようになったなと実感できました。
瞬間英作文トレーニングの効果は?やってみて感じた効果4つ 瞬間英作文のやり方を紹介します【やる際のポイントと回数も解説】「どんどん」では中学レベルの英文を文法ごとに行いました。
こちらの「スラスラ瞬間英作文」では、文法別ではなくシャッフルされた状態のテキストを瞬間英作文していきます。
文法に囚われることなく、より即興的に口から英語を出せるようにするトレーニングといった感じです。
「どんどん」と「スラスラ」だけでは英文の量が全く足りてないと感じたので、「おかわり」を追加でやってみました。
「スラスラ」の後半部分には、1つの文に複数の文型が含まれた長文を瞬間英作文するトレーニングがあります。
実はこれが結構しんどいです(笑)
一方、こちらの「おかわり」には、そのトレーニングが入っていません。
そのため「どんどん」の次に「おかわりスラスラ」を選んだ方が負荷が少ないです。
コンビネーショントレーニングは要らないという人は、こちらの本を選ぶといいでしょう。
「パターンプラクティス」とは、
1つの英文の一部分を少しずつ変化させることで文法の型を身につけていくトレーニング
のこと。
I am a student.
→You are a student.
→Are you a student?
→Are you a teacher?
→Are you a English teacher?
こんな感じですね。
「ポンポン瞬間英作文」では、このパターンプラクティスを使って瞬間英作文していきます。
ただ、僕としては、「ポンポン」はやる必要なかったなと感じています(笑)
僕の場合、「どんどん」と「スラスラ」をやり込んだことによって、すでに文法の型が身についていました。
「どんどん」「スラスラ」を終えた後では、この教材は簡単すぎました。
「どんどん」の負荷が強すぎて挫折してしまったという人は、この教材から始めるのがいいでしょう。
「最重要構文540」は、「高校レベルの瞬間英作文の教材」としておすすめされていたのでチャレンジしてみました。
レイアウトは「どんどん」と同じで、左に日本語、右に英語となっています。
この最重要構文は高校レベルの内容とあって、これまでの「どんどん」や「スラスラ」と比べるとかなり難しかったです。
僕はこの教材がなかなかスムーズに進まなかったおかげで、一度英語学習を挫折することになります(笑)
それでも高校レベルの文法が話せるようになると、表現の幅が広がった感がありました。
途中からは別に暗記になってもいいと割り切って、無心で取り組んでいました。
文法
文法知識を学ぶのに使ったのは次の6つです。
- くもんの中学英文法
- 総合英語Forest 7th Edition
- 総合英語Forest 解いてトレーニング
- 英文法講義の実況中継
- Next Stage英文法
- 一億人の英文法
英語をイチからやり直すにあたっては、中学レベルの文法を見直すところから始めました。
こちらの「くもんの中学英文法」は、見開き1ページに1つの文法が説明されているので、要点を抑えて復習することができます。
社会人になってから、英語を始めた場合、意外と中学レベルの内容でも忘れてしまっていることが多いです。
- 全くゼロから英語を始める人
- 社会人になってから改めて英語を学び始める人
これらの人は、音読や瞬間英作文よりもまず先にこの教材から始めるのがいいと思います。
『くもんの中学英文法』を使って中学英語をやり直し!使い方も解説「総合英語Forest」は、高校レベルの文法書で必ず名前が上がるほどの定番書ですね。こちらは3周しました。
「総合英語Forest」は残念ながら絶版になってしまいましたが、後継の教材として「総合英語Evergreen」が売られています。
ただ、高校レベルの文法書は、あとに出てくる「一億人の英文法」が読みやすいです。
これから文法書を買う人には「一億人の英文法」をおすすめします。
「総合英語Forest」を読み終えてから、問題演習として取り組みました。
まずは問題を普通に解き、その後に問題文を口に馴染むまでひたすら音読していました。
暗唱や瞬間英作文はしていません。
間違えた or 分からなかった箇所は、
- 解説を読み込む
- 「総合英語Forest」に戻って復習
していました。
「山口英文法の実況中継」では、ただ文法書を読んだだけでは理解した「つもり」になってしまう箇所を分かりやすく解説してあります。
例えば、
- may well 〜
- may as well 〜
- may as well 〜 as 〜
こうした熟語を覚えるとき、
may wellは「〜するのももっともだ」の意味だよね?
と、つい暗記に頼ってしまうんじゃないでしょうか?
覚えられない人にとっては、英語が苦手だと感じてしまう原因になってしまうでしょう。
「英文法講義の実況中継」では、「こういった熟語がなぜその意味になるのか?」が丁寧に解説されています。
文法を暗記するのではなく理解するための教材として、この教材は超おすすめです。
話し言葉で書かれているのもポイントで、すごく読みやすいです。
実際に自分が学校で授業を受けているような気分で読み進めることができますよ。
「解いてトレーニング」を終えた後は、「ネクステージ」に取り組みました。
問題をひたすら解いて、文法知識を固めていきました。
勉強方法は「解いてトレーニング」のときと同じで、問題を解いた後に問題文を音読していきます。
1000問以上あるので時間はかかりましたが、「ネクステージ」をやりきったことで、8割ほど文法知識を固められたと感じています。
しかし、今となっては会話をするための文法を身につけるなら、この教材は無理にやる必要なかったかなとも感じています(笑)
英語を話せるようになりたいだけなら、このような分厚い教材に取り組む必要はなく、瞬間英作文をしっかりやるだけで充分だと思います。
挫折してから再開するにあたって、復習のために購入しました。
結論からいうと、もっと早くに購入しておけばよかったと思えるほどの良書でした。
英語圏のネイティブが、文法をどのような「感覚」や「イメージ」を持って使っているのか?という視点で詳しく解説されているので、文法を感覚で理解しやすいです。
高校英語の定番書『一億人の英文法』のおすすめの使い方を紹介します精読
精読の教材として使ったのは次の1冊だけです。
- 英文解釈教室
精読の教材には「英文解釈教室」を選びました。がしかし、この教材はかなり難しかったです。
難関大レベルとありますが、
- 使われている語彙が大学レベルを超えている(1万語以上レベル)
- 解説の日本語も堅くて読みにくい
そのため、読み進めるのに非常に苦労しました。
英文と解説を交互に読みながら必死に食らいついていました。
かなりハイレベルな本ですが、それだけ1周終えた時には一回りレベルアップした感じがします。
英文を読む上で、あまり苦労しなくなりました。
英文を読む力をつけたい人におすすめの一冊だと言えます。
多読
多読は、図書館の多読コーナーを活用しました。
そのため多読本はすべて無料です。
ここでは、読んだ本の一部を紹介しておきます。
- Sherlock Holmes Short Stories Level 2 Oxford Bookworms Library (English Edition)
- SHERLOCK HOLMES & MYSTERY BOSCOM PGRN3 (Penguin Reading Lab, Level 3)
- Penguin Active Reading: Level 3 SIX GHOST STORIES
- STRIKER PGRN3 (Penguin Readers (Graded Readers))
- Frankenstein: Level 3: 1,000 Word Vocabulary (Oxford Bookworms)
- The Great Gatsby: Intermediate Level (Heinemann Guided Readers)
- The Locked Room and Other Horror Stories (Penguin Reading Lab, Level 4)
- Oxford Bookworms Library: Level 4: : We Didn’t Mean to Go to Sea (Oxford Bookworms ELT)
- Oxford Bookworms Library: Level 5:: Do Androids Dream of Electric Sheep?
多読は、自分が面白そうだと思う本を選ぶのがポイントです。
途中で飽きたらすぐ次に移ること。その方が続きやすいです。
多読本は購入していると費用がかさんでしまうので、図書館を活用するのが一番効率がいいです。
英語の多読本は、置いてある図書館と置いてない図書館があります。
自分の家から行ける範囲に多読本が置いてある図書館があるかどうかをあらかじめチェックしておくといいですよ!
近くに多読本のある図書館がない場合は、AmazonのKindle Unlimitedを利用しましょう。
月額980円で洋書が読み放題になるので、1冊ずつ買うよりも圧倒的に費用を抑えられます。
さらに、本屋まで買いに行く手間も省けます。
Kindle Unlimitedは30日間だけ無料で試すことができるので、無料体験を活用するのもいいでしょう。
ボキャビル(英単語)
ボキャビルで使った教材は次の2つです。
- Duo3.0
- 究極の英単語SVLシリーズ
音読パッケージと文法を終えた段階でボキャビルに取りかかりました。
定番ですが、最初に取り組んだ単語帳が「Duo3.0」です。
Duoの素晴らしいところは、何より560の英文で単語1600個と熟語1000個を重複なしで覚えられる点。
文脈型の単語帳としてコスパ最強です。
僕のDuoの使い方は、45あるセクションを15セクションずつ三等分し、それぞれサイクルを回して英文を音読しつつ単語の意味を覚えていきました。
復習用CDも活用して、発音の確認とリスニングの勉強もしていました。
英単語の抜けを防ぐために「究極の英単語シリーズ」を買いました。
究極の英単語シリーズは、
- 日本人英語学習者にとっての有用性
- ネイティブスピーカーの使用頻度
を基準にして12000語まで重複なしで覚えられる単語帳です。
現在はVol.1からVol.4まで出版されています。
Duoをやった後だと、Vol.1とVol.2はすで知っている単語も多いです。
そのため、Vol.1とVol.2では意味があやふやになっている単語のみ集中的にやりました。
ただ、僕はまだVol.4に手を付けられていません。
なので重点的にやったのはVol.3ということになりますね。
究極の英単語は一冊で3000語も入っているので、本のままだと覚えるのがちょっと大変です。
そのため僕はAnkiソフトを使って覚えていました。
Ankiは「エビングハウスの忘却曲線」を用いることで、単語を忘れた頃に復習できるすぐれものです。
Ankiにはアプリ版もあります。
iPhone版は3000円と有料なのですが、Android版とPC版は無料で利用できます。
僕はiPhone持ちなので、無料でできるPC版を使っていました。
AnkiMobile Flashcards
Ankitects Pty Ltd¥3,060posted withアプリーチ
英単語は何度も思い出す作業を繰り返すことによって初めて記憶に残すことができます。
思い出す作業は負荷が強くて大変なのですが、その分効率よく単語を覚えることができますよ。
TOEIC対策
TOEIC対策で使ったのは次の5つです。
- 金のフレーズ
- 文法特急
- 直前の技術
- スタディサプリ ENGLISH TOEIC対策コース
- TOEIC公式問題集
TOEIC単語の教材で真っ先に上がっていたのが「金のフレーズ(通称:金フレ)」だったので購入してみました。
実際のところ、TOEIC単語の対策はこの教材だけで十分だと感じました。
「金フレ」の素晴らしい点は、数語のフレーズとして覚えられるところです。
フレーズごとだと、単語だけを暗記するよりも頭に残りやすいです。
しかも「金フレ」に登場する単語は、実際の試験でもそのフレーズのまま登場していたのでびっくりしました。
TOEICは2時間で200問を説かなければならず、全ての問題を解くには極めてハードな試験です。
特にリーディングでは自分で時間管理しなければならず、1つの問題に何分も時間をかけられません。
Part5の文法問題をスムーズに解けるようにするために「文法特急」を使って解き方を身に付けていきました。
TOEIC対策本として読みました。
TOEICはたしかに英語力を測る試験ではあるんですが、それよりも
英語の情報をいかに早く正確に処理できるか
という側面のほうが強いです。
効率よくスコアを伸ばすためには、対策本を1冊読んでおいた方が良いです。
僕が特に参考にしたのは、「設問の先読み」と「マークシートは “塗らない” 」こと。
僕はこの本のテクニックを実践してPart3とPart4の正答率を大幅にアップさせることができました。
TOEICの単語や解き方を身に付けた後は、問題をたくさん解くのがベストだと感じたので問題演習に取りかかりました。
問題をひたすら解くために、「スタディサプリ ENGLISH」に課金してみました。
スタディサプリは月額2980円と決して安くはないので、1ヶ月に絞って短期集中的にやり込みました。
結論として、TOEIC対策はスタディサプリだけで十分なんじゃないかと思えるくらい充実していました。
- 本番と変わらない演習問題のクオリティの高さ
- TOEIC20回分相当の問題が収録されている
- TOEICカリスマ講師の関先生による分かりやすい解説が見放題
- 音読、シャドーイング、ディクテーションといったトレーニングもアプリひとつで完結できる
- スマホ1つでどこでも勉強できる
短期集中でやり込めば、スタディサプリは間違いなく月額以上に得るものが大きいです。
スタディサプリに取り組むときは期間を決めた方がいいです。
何ヶ月もダラダラ取り組むと、そのぶん費用が増えるし、モチベーションも下がってきますからね。
1ヶ月〜3ヶ月あたりに絞って、集中的にやり込むのがいいと思います。
TOEICの問題演習はスタディサプリだけで十分だと思ったんですが、スタディサプリのデメリットの一つとして、本番と同様に問題が200問連続で解けないというのがありました。
より本番に近い形で解くために「公式問題集」に取りかかりました。
「公式問題集」は1冊3024円と高価ですが、主催のETSが発行しているものなので、難易度が実際の試験と全く同じです。
僕の公式問題集の解き方を紹介しておきます。
本番と同様に2時間きっちり測って回答する。
1周目後はまだ答え合わせをせずに時間無制限、問題を何度もじっくり読みながら回答する。
2周目後に答え合わせをし、解説を読み込む。
その後リスニングの問題文はすべて音読+シャドーイング、リーディングの問題文はすべて音読。
知らなかった単語や熟語は抜き出して覚える。
TOEIC試験本番直前に、本番同様に2時間きっちり測って解く。
間違えた問題と当てずっぽうに答えた問題はもう一度復習する。
公式問題集は1冊やり込むだけでも、かなり力がつきます。
僕は「公式問題集4」と「旧形式の問題集Vol.6」の2冊をやっていました。
旧形式の問題集でも使えますが、実際の試験と問題形式が少し違うので、1冊は最新の問題集に取り組んだ方が良いですね。
終わりに:教材を絞って徹底的にやり込む
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、僕が実際に使ってきた教材と勉強方法を紹介してきました。
実際に教材を選んで勉強するときの大事な考え方は、
教材を絞って、徹底的にやり込む
ことだと感じます。
思ったような成長が感じられないと、
このやり方で本当に大丈夫なんだろうか・・・?
と悩んでしまうかもしれません。
悩んだ結果、あらゆる教材に手を出してしまいがちですが、それでは英語力はなかなか伸びていかないと思います。
なぜなら、人間の脳は一度やっただけでは、ほとんどのことを忘れてしまうからです。
「覚える」→「忘れる」→「覚える」→「忘れる」→「覚える」
を何度も繰り返すことで、ようやく覚えることができるんです。
たった1回やるだけでは、誰だってすぐに覚えることはできません。
同じように、
- たくさんの教材を1周だけやる
- 1つの教材を何度も繰り返しやる
この場合でも、後者の方が確実に力がつきます。
自分が「この教材をやる!」と決めたら徹底的にやってみてください。
【TOEIC450→855】英語上達完全マップを3年やってみた結果まとめ