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- 頭ではわかってるんだけどなかなか行動に移せない。
- 自分の考えてることがうまく言葉で表現できない。
- 英語を勉強しているんだけど、単語がなかなか覚えられない。
こんにちは、つなかんです。
このような悩みを持っている人は多いと思います。
僕もこのブログを書き始めてもう半年以上経っているんですが、いっこうに書くのは遅いし、記事数も全然少ないです。
書きたいことはあっても、全然言語化できなくて手が進まないことがしょっちゅうなんですよね。
ブログを書こうと思いつつも、なかなか行動に移せない・・・。
そんな感じで悩んでるときに『アウトプット大全』という本をAmazonで見つけたので、すぐにポチってしまいました。
『アウトプット大全』とは?
著者は精神科医の樺沢紫苑さん。
樺沢さんは精神科医でありながら、メルマガ13年連続毎日配信、フェイスブック8年間毎日更新、YouTube5年連続毎日更新など、膨大な量のアウトプットを実践しています。
メルマガやフェイスブックだけでなく、著書もこれまでに28冊も出版していて、まさにアウトプットおばけ(失礼)と言える方かもしれません。
このアウトプット大全では、そんな樺沢さんのアウトプット術が数多く紹介されています。
インプットとアウトプットって?
インプットとアウトプットって言葉は聞くけど、いまいちよく分からないんだけど。
という人もいるかもしれません。
シンプルに表すと、
- インプット→脳の中に情報を取り入れること(入力)
- アウトプット→脳の中にある情報を取り出すこと(出力)
もう少し具体的に言うならば、
- インプット→「聞くこと」「読むこと」
- アウトプット→「話すこと」「書くこと」「行動すること」
となります。
本を「読むこと」はインプットですが、読んだ本の感想を「書くこと」はアウトプットというわけです。
人はアウトプットすることで初めて成長できる
インプットは、情報をただ自分の中に取り入れるだけなので、自分の頭の中の世界しか変化しません。
たとえ英単語を10000語覚えようと、それを使わない限り、現実世界は何も変化しませんよね。
でもその情報をアウトプットすることで、自分の外の世界に取り出すので現実世界が変わります。
覚えた10000の英単語を使って話せたら、きっと楽しく外国人とコミュニケーションできるでしょう。
外国人とコミュニケーションできることで、新しい価値観を得られたり、ビジネスにつながるかもしれません。
このようにインプットした情報をアウトプットすることで、はじめて自分を成長させることができるわけです。
そのため、「今の自分を変えたい!」と思ったら、「話すこと」「書くこと」「行動すること」いずれかのアウトプットを実践していく必要があるのです。
アウトプットの基本原則
樺沢さんはアウトプット大全の中で、アウトプットにおける基本原則を挙げています。
- 2週間で3回使った情報は長期記憶される
- インプットとアウトプットの比率は3:7を目指す
① 2週間で3回使った情報は長期記憶される
人間の脳は、重要な情報は長期記憶として残し、重要でない情報は忘れるようにできています。
しかし覚えておきたいことでも、忘れてしまうこともありますよね。
例えば、英単語を覚えようとしても、すぐに忘れてしまい困ってしまう。
脳が重要な情報として覚えやすくするためには、「2週間で3回アウトプットする」を目安にします。
忘れた頃に思い出す。
それを2週間のうちに3回繰り返すと脳は重要な情報として判断し、長期記憶へと運んでくれます。
英単語が1回で覚えられないのは、もはや当然の話で、「覚えては忘れる」を繰り返すことによって脳は覚えていくわけです。
2週間に3回は書いたり口に出して使っていかないと、頭の中には入っていかないのです。
② インプットとアウトプットの比率は3:7を目指す
普段インプットとアウトプットの割合はどのくらいでしょう?
僕はインプット:アウトプット=8:2くらいかも(笑)
それほどまでにインプット過多です。
実際のところ、インプット過多の人が大半じゃないでしょうか?
学校では先生の説明を聞いたり、教科書を読むばかりのインプット中心が当たり前になっています。
しかし、本当に成果を出すためなら、インプットとアウトプットの割合を3:7にしなければなりません。
インプットの2倍近くはアウトプットに費やさないとダメなんですね。
例えば勉強の場合だったら、教科書を読んだその時間の2倍は問題を解くことに当てる。
そうすることによって、学んだことが知識として定着していくわけです。
もっとも効果のあるアウトプットは「教えること」
『アウトプット大全』では様々なアウトプットの方法が紹介されています。
そのなかでもっとも効果のあるのはズバリ「教えること」です。
誰かに何か(勉強など)を教えた経験がある人はわかると思いますが、人に教えることってめちゃくちゃ大変なんですよね。
自分自身がまず教える内容をよく理解し、頭の中で整理できていないと教えられません。
その上で相手が理解できるように伝える必要があります。
僕もかつて大学時代に中学生に勉強を教えていた経験がありますが、なかなか生徒に分かってもらえず、苦労しました
逆に言えば、人に教えられるということは、それだけ自分もその内容を詳しく理解できて整理できているとも言えます。
誰かに「教える」ということは、教えられた側だけにメリットがあると考えがちです。
でも実は教える側にも大きなメリットがあるわけなんですね。
アウトプットが苦手な人は「話す」ことから始める
アウトプットが重要とは言っても、やっぱりアウトプットって苦手だし大変。
気持ちはものすごく分かります。
僕も読書感想文は大嫌いだったし、このブログを更新するのもかなり苦労しています(笑)。
言いたい(書きたい)ことはぼんやり浮かんでるのに、言葉としてうまく表現できないんですよね。
この悩みを解決するのは、やっぱり大変です。
でも結局のところ、アウトプットが苦手なのを克服するには、同じくアウトプットの訓練を積んでいくしかありません。
まずは「話す」ことから始めましょう。「話すこと」が、もっとも簡単なアウトプットです。「昨日、こんなことがあってさ」と昨日の出来事を友人や同僚に話す。これも立派なアウトプットです。
『アウトプット大全』
アウトプットが苦手な人は、まずは昨日のできごとを話すところから始めてみましょう。
「話す」ことなら、途中でうまく説明できなくてもジェスチャーでなんとかなりますし、相手も雰囲気をくみ取ってくれます。
自分を成長させるために、とりあえずアウトプットしてみよう
僕もそうですが、「話すこと」や「書くこと」よりも何より「行動する」ことが苦手な人が多いと思います。
人間の脳にはホメオスタシスといって、現状に留まろうとする性質があるので、ある意味仕方がないのかもしれません。
しかし結局のところ、アウトプットなしに自分を成長させることはできません。
『アウトプット大全』には行動を起こせるようにするためのチップスが多く書かれています。
僕と同じような行動する(アウトプットする)ことに悩みを抱えている人にはきっと役に立つ一冊だと思いますよ!
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